石川県高校野球連盟は24日に理事会を開き、7月11日に開幕する第106回全国高校野球選手権石川大会(朝日新聞社、県高野連主催)に44チームが参加することなどを決めた。今年は連合チームはなく、能登半島地震で大きな被害を受けた奥能登4市町の加盟全6校も単独で出場する。日程が順調に進めば、決勝は27日となる。

 今大会では暑さ対策として、決勝戦の開始時刻を午前10時に前倒しする。前回大会は午後0時半開始だった。また五回終了時の10分間の「クーリングタイム」は今大会も原則設ける。また、延長十回から全試合でタイブレークを採用する。

 入場料については、大人を800円に値上げする。高校生は100円のまま変わらない。

 試合は、金沢市の県立野球場と市民野球場、小松市の弁慶スタジアムの3会場である。開会式は県立野球場で7月11日午前10時から実施する。順調に進めば準々決勝は23日、準決勝が25日。

 抽選会は6月28日午後3時から津幡町文化会館シグナスであり、出場校の主将らが出席。春の県大会で4強入りした星稜、日本航空石川、金沢学院大付、小松大谷がシード校となる。前回大会で連合チームを組んだ松任は北陸学院から選手を借りて単独出場する。加盟校のうち6校は不参加となった。

 優勝校は8月7日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する全国選手権大会に出場する。(小崎瑶太)

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