アトレチコ鈴鹿が25日、J2リーグ・横浜FC所属の三浦知良(57)が日本フットボールリーグ(JFL)のアトレチコ鈴鹿に期限付きで移籍することを発表した。2022年以来2度目の古巣復帰でプロ39年目を過ごす。
三浦は2022年からポルトガル2部リーグ・UDオリヴェイレンセでプレー。ここまで5試合に出場したが、得点は挙げられなかった。“キングカズ”の愛称で親しまれ、日本代表としては国際Aマッチ89試合に出場し、釜本邦茂氏に次ぐ歴代2位となる55得点をマーク。Jリーグ発足当時からプレーを続ける唯一の現役選手で、通算575試合に出場し、163得点を挙げている。
JFLでは鈴鹿ポイントゲッターズ(当時)所属の2022年10月30日に、FCティアモ枚方戦で、55歳246日の最年長ゴールを記録。同年11月12日のFC大阪戦でもゴールを挙げ55歳259日に記録を更新した。期限付きで移籍するアトレチコ鈴鹿は、2017年の全国社会人選手権で優勝し、東海社会人サッカーリーグ1部では4度の優勝に輝いた。昨季はJFLのリーグ戦で10勝6分12敗の9位だった。
■三浦知良(みうら・かずよし)
1967年2月26日生まれ、57歳。静岡県静岡市出身。177cm・72kg FW
15歳で単身ブラジルにわたると、ペレが在籍した名門「サントスFC」とプロ契約。1990年に日本代表に初選出され、国際Aマッチ通算89試合に出場し55得点を挙げた。
【経歴】サントスFC(ブラジル・1986)~SE マツバラ(ブラジル・1986)~ CRB(ブラジル・1987)~EC キンゼ・デ・ジャウー(ブラジル・1988)~クリチーバFC(ブラジル・1989)~サントスFC(ブラジル・1990)~読売クラブ/ヴェルディ川崎(1990-1994)~ジェノヴァ(イタリア・1994)~ヴェルディ川崎(1995-1998)~ GNK クロアチア・ザグレブ(クロアチア・1999)~京都パープルサンガ(1999-2000)~ヴィッセル神戸(2001-2005)~横浜FC(2005)~シドニーFC(オーストラリア・2005)~横浜FC(2006-2021)―鈴鹿ポイントゲッターズ(2022)~UD オリヴェイレンセ(ポルトガル・2023-2024)
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