第106回全国高校野球選手権熊本大会(熊本県高校野球連盟、朝日新聞社主催)が7月6日に始まる。出場する60校(52チーム)の主将にチームの特長や大会への意気込みを寄せてもらい、3回に分けて紹介している。今回は第2回。(吉田啓)

  • 熊本国府「もう一度あの舞台に」九州学院「全員の力で」 主将の思い
NHK旗高校野球大会で盗塁を成功させた開新の選手(右)=2024年5月19日、リブワーク藤崎台、吉田啓撮影

 熊本一・和田健志 学年に関係なく仲が良く、どんな状況でも明るい雰囲気で戦えることがチームの持ち味です。限られた環境の中で一人一人が工夫をして練習してきました。1回でも多く校歌が歌えるように全員で戦います。

 城北・林田羽叶 今年のチームは「明るく元気、仲の良いチームワーク」が持ち味です。どの打順からでも点を取りにいける粘り強いチームになりました。1戦ごとに成長するチームに進化して、今までの悔しさを必ず夏の大会にぶつけたいと思います。必ず、甲子園に行きます。

 鹿本・手島大和 今年のチームは、学年の垣根を越えて部員同士仲が良く、一度流れに乗った時の爆発力はどこにも負けません。どんな相手でも自分たちの野球を展開し、これまで支えてくださった方々の応援を力に、頑張ります。

 玉名・入江優乃介 今年のチームは少ない部員ですが自分の課題は何なのか、今の自分に足りないものは何かを考え解決するためにミーティングを行い解決することができるチームです。選手権大会までに課題を克服し全力で挑みます。

 専大熊本・坂本稀偉 どのような場面でも持ち前の元気の良さを前面に出し戦うチームです。夏の大会では最後まで粘り強く試合に臨みます。そして、13年ぶり2回目の甲子園を勝ち取ります。

 玉名工・今村勇斗 「勝ちに貪欲(どんよく)」が今年の玉名工業の持ち味です。これまでの大会の悔しさを晴らすために一球に魂を込めて頑張ります。また、野球ができることに感謝して全員で戦い抜きます。

 岱志・水落幸太 昨年は1年生のみで夏の大会に臨みましたが、今年は3学年そろっての出場となります。昨年同様チャレンジ精神を持ちながら、これまで積み重ねてきたことを十分に発揮し、甲子園出場を目指して「岱志旋風」を巻き起こします。

NHK旗高校野球大会で安打を放つルーテル学院の選手=2024年5月18日、リブワーク藤崎台

 有明・徳安栄良 今年のチームは、ミスを全員でカバーし失点0にこだわり、ロースコアのゲームをものにします。去年の負けを経験して先輩たちが行けなかった甲子園に行き、先輩方や多くの方々に恩返しをして有明の歴史を変えます。

 菊池・青木蓮 今年のチームのいいところは部員全員がまとまり、声で勢いを作れるところです。今年は最後の夏なので後悔しないよう、全力プレーで菊池高校初の甲子園出場をめざして、チームスローガンである「甲子園への挑戦」をマネジャーを含む26人全員で達成できるように頑張ります。

 大津・三池大和 週休2日、髪型自由、ICT機器の使用などノビノビと野球を楽しませてもらっています。今年も一戦必勝で頑張ります!

 翔陽・岩下貴哉 今年のチームは、守備からリズムを作り、攻撃に生かすチームです。夏の大会では、ピッチャーを中心に最少失点で守り、攻撃では積極的に打って翔陽高校初となる甲子園出場を目指して頑張ります。

 阿蘇中央・佐藤琉生 今年の阿蘇中央の強みは、打ち始めたら止まらない打線のつながりです。ここ数年、なかなか夏の大会で勝つことができていないですが、チームの強みを生かして夏1勝でも多く勝てるようにがんばります。

 小国・中村颯太 機動力や小技を駆使した野球で少ないチャンスをものにして、格上相手でも臆せずに自分たちの野球を行い、初戦突破を目指して勝ちにいきます!

 宇土・宮田拳史郎 試合でうまくいかなかったことをうまくできるように全員が努力して、勝ちたいという思いが強いチームです。春、秋と1点差のゲームを制することが出来ずに負けてきたので、夏はこの素晴らしいチームで1試合でも多く試合ができるように頑張っていきます。

NHK旗高校野球大会でスクイズを成功させる熊本工の選手=2024年5月19日、リブワーク藤崎台

 小川工・西口晃嗣 今この仲間たちと戦えることに感謝し、これまで支えてくださった方々や応援してくださった方々に最高の恩返しができるよう、野球を楽しむことを忘れず、一戦一戦大事に戦い、全力でプレーします。

 秀岳館・牛島太洋 今年のチームは粘り強い守備でリズムをつくって全員で点をとりにいきます。夏の大会はチーム全員が束となって一戦必勝で甲子園への切符をつかみとりにいきます。

 八代工・陣内悠葵 今年の八代工業は、守備からの良いリズムで点を取ることができ、走攻守そろっている選手が多くバランスの良いチームです。一戦必勝で目標の甲子園に向けて頑張ります。応援よろしくお願いします!

 八代・橋本拓朗 秋、春の敗戦から何が足りないのかを常に全員で考え、練習してきました。夏の大会では「思考の質」で圧倒し、甲子園で校歌を歌います。

 八代東・村山陽翔 今年のチームは秋、春の大会と思うような結果が残せず、悔しい思いをしてきました。夏の大会では、今まで支えてくださった人たちへの恩返しができるように、粘り強く一戦一戦全力で戦い甲子園に行きます。

 八代清流・岡田庵司 チームの長所は打力です。これまでの悔しさを胸にチームは確実に成長しました。冬から徹底して鍛え上げてきた成果を夏に発揮できるよう頑張ります。持ち味を最大限に出し、ベスト8に必ず進出します。=敬称略

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