■MLB ホワイトソックス 0ー4 ドジャース(日本時間27日、イリノイ州シカゴ、ギャランティード・レート・フィールド)
ドジャースの大谷翔平(29)が27日(日本時間)、敵地でのホワイトソックス戦で「1番・DH」で先発出場し、2打数1安打1本塁打1打点2四球で打率は.322。メジャー通算9度目、自身初の2試合連続先頭打者弾で25号、さらに球団新記録となる10試合連続打点をマークした。
ホワイトソックスの先発は、E.フェッディ(31)昨季は韓国リーグで投手三冠(最多勝、最優秀防御率、奪三振)を獲得、リーグMVPにも輝いた。大谷とは2022年に対戦があり、2打数無安打。
前日の試合後に「良い構えの結果、ボール球を見送れているので、良い結果に結び付いてるという感じ」と好調の要因を語った大谷。1回の第1打席、ほぼデータのない投手に対し、じっくりボールを見ていき、1球もスイングせずにフルカウントに。そして6球目、外角高めのカットボールを完璧なスイング、打球速度183.3キロ、飛距離133.1m、角度26度とパーフェクトな一打。初スイングで捉える2試合連続、メジャー通算9度目の25号先頭打者弾。大谷は球団新記録となる10試合連続打点、今季100安打をマークした。
そして、ドジャースの長い歴史の中でも敵地で2試合連続先頭打者ホームランを放ったのは球団史上初となった
3回、無死一、二塁で迎えた第2打席、強烈なホームランを打たれたフェッディはピンチの場面で勝負が出来ず、外角中心の攻め。大谷も無理をしてスイングをせず、四球で満塁とチャンスを広げた。2番・T.ヘルナンデス(31)の犠牲フライで追加点を奪うと、3番・F.フリーマン(34)のライト線へのツーベースで大谷は1塁から一気にホームへ帰ってきた。
4対0とリードした5回、先頭打者で迎えた第3打席、1球目、内角高めのカットボールを狙ってフルスイングしたが詰まらされてサードファールフライに倒れた。
7回、2死一塁で第4打席、ホワイトソックス2人目M.ソロカ(26)と対戦。データの少ない投手との対戦では球筋を見ていき四球で出塁した。大谷は2打数1安打1本塁打1打点2四球で打率は.322。打率、本塁打はリーグトップ、そして、打点はトップのブレーブス・オズーナ、フィリーズ・A.ボーム(27)の64打点に3打点差に迫る61打点となった。チームは先発のG.ストーン(25)がメジャー初完封で9勝目(2敗)を飾った。
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