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6月23日、全日本大学駅伝(11月3日開催)の出場校を決める関東地区選考会が行われました。

「独特な雰囲気なのでビビってます」
そう話したのは、今年4月から立教大学で指揮を執る高林祐介新監督。

選考会には20校が参加し、出場権を獲得できるのは上位7校。
各チーム8人が4組に分かれて10000mの合計タイムで争います。

去年、14秒差で本戦出場を逃した立教大学。
創部100年を超える伝統校で、就任後わずか2か月でこの選考会を迎えた高林監督は
「ここに向けて準備はできたと思うので、他大学の胸を借りてチャレンジしていきたい」と
伊勢路初出場をかけた戦いが始まりました。

1組目、2組目と堅実な走りを見せ、出場圏内をキープ。
3組目では、林虎大朗(4年)が2着、國安広人(3年)が3着に入り、暫定3位につけます。
迎えた最終4組、「勝負してこい」という高林監督の言葉を胸に、
各校のエースが集うなか、馬場賢人(3年)と稲塚大祐(4年)が粘りの走りを見せ、
見事全体5位で初出場を決めました。

レース後、勝因を聞かれた高林監督は
「120%はいらん。8割9割練習の力を出してくれ。上位を狙うのではなく、10番以内を目安にしていこうと、伝えた。エントリーしていた13人がしっかり練習を詰めていたので、誰を使っても同じくらいの走りができると自信を持って臨めた。」と振り返りました。

新たな歴史の1ページを刻んだ立教大学が、11月伊勢路を駆け抜けます。

・第56回全日本大学駅伝

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