第106回全国高校野球選手権福井大会(朝日新聞社、福井県高校野球連盟主催)の組み合わせ抽選会が28日、福井市内であり、参加28チームの組み合わせが決まった。

 連覇をねらう北陸は丸岡と対戦。今春の選抜大会に出場し、2年ぶりに夏の甲子園をめざす敦賀気比は鯖江と福井高専の勝者と初戦を迎える。

 開会式は7月11日にあり、試合は13日からセーレンスタジアム(県営球場)などで始まる。順調に進めば27日に決勝がおこなわれる予定。

福井大会の展望

(前年優勝校 北陸 前年参加チーム数28)

 今春の選抜大会に出た敦賀気比、春の県大会で優勝した福井工大福井のほか、福井商、若狭、北陸に複数の好投手がそろう。坂井、啓新も総合力が高い。

 敦賀気比は左腕の竹下海斗が制球に磨きをかけ、右の米田涼平も球威が増した。福井工大福井は左の酒井大地、右の篠原響ら投手層が厚く、打線も力強い。福井商は木下大和、前川清太、若泉漣斗の3左腕、右の藤田仁を堅守で支える。若狭は左の研谷湊都、右の中務勇翔ら3投手の球速が140キロを超える。北陸は昨夏の甲子園で先発した竹田海士が健在だ。

 各チーム投手陣を支える守備が良く、接戦が増えそうだ。(鎌内勇樹)

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