パリ大会で準々決勝進出を目指す日本は都内で強化合宿を行っていて、29日午後、一部を報道陣に公開しました。

八村選手と渡邊選手は、28日、チームに合流したということで、公開された練習では渡邊選手がトム・ホーバスヘッドコーチと話し込んだり、シュート練習をしたりしてチームメートと談笑する様子も見られました。

八村選手は午前中のチーム練習に参加したものの、午後はコートに姿を見せず別メニューで調整を行ったということです。

八村選手は報道陣のインタビューの際にコートに姿を見せて「代表活動は3年ぶりぐらいで帰ってこられてうれしい。五輪の舞台に戻れることも光栄で思い切ってやりたい。東京大会ではいい結果が出せなかったのでパリ大会でどれだけ成長しているか見せたい」と笑顔を交えながら意気込みを語りました。

一方、渡邊選手はインタビューの冒頭で6月初めに左足のふくらはぎに肉離れを起こし、先週、再び悪化させたことを明かしました。

大会本番に間に合うかどうか分からず焦りもあるとしながらも「今は治療に全力を尽くし、本番までに少しでもよくするよう心がけたい」と話しました。

チームは7月、国内最後の強化試合として韓国との2連戦に臨み、パリオリンピックに出場する12人のメンバーが決まります。

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