世界ランキング2位の日本は日本時間30日にポーランドで行われた『ネーションズリーグ』の準決勝で世界3位で予選ラウンドを首位で通過したスロベニアと対戦しました。

日本は第1セット、キャプテンでエースの石川祐希選手を中心に攻撃を組み立て流れをつかむと22対20とリードして迎えた場面ではネット際の難しいボールに反応したセッターの関田誠大選手が片手で上げたトスを山内晶大選手が決めるなど相手に主導権を渡さず25対21で取りました。

続く第2セットを競り合いの末、27対25で取った日本は、第3セットの立ち上がりから中盤に掛けては優位に試合を進めましたが、相手の反撃を抑えきれず22対24と先にセットポイントを握られました。

日本はここから粘りを見せて同点に追いつき、29対29となった場面で西田有志選手が強烈なバックアタックを決めてマッチポイントを握りました。

そして、このまま続くポイントも連取した日本が31対29でこのセットを取り、セットカウント3対0のストレートでスロベニアを破ってこの大会で初めてとなる決勝進出を決めました。

決勝は日本時間の1日、午前3時から行われます。

相手は東京オリンピック、金メダルのフランスです。

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