■MLB ジャイアンツ 7ー14 ドジャース(日本時間30日 カリフォルニア州サンフランシスコ、オラクル・パーク)
ドジャースの大谷翔平(29)が敵地でのジャイアンツ戦で「1番・DH」で先発出場。3打数1安打(1本塁打)1打点2四球で打率は.321。2試合ぶりの26号、メジャー通算500打点にあと1と迫った。チームは延長11回に2番・W.スミス(29)が勝ち越しタイムリーツーベースから一気に7得点奪い、勝利を収めた。
直近10試合で37打数15安打、打率.405、6本塁打、15打点と好調の大谷。この日、ジャイアンツはブルペンデーとなり先発は左腕のE.ミラー(26)。1回の第1打席、カウント1-1から97マイル(156キロ)が顔面付近に。大谷も大きな声を出してのけぞって避けた。そして、フルカウントからの7球目、外角低めのスライダーに空振り三振。内角高めのボールが頭に残ってしまった。
3回の第2打席、ジャイアンツ2人目S.ハワード(27)と対戦。1球目のスライダー、2球目のストレートと2球連続でフルスイングで空振り、カウント1-2と追い込まれると6球目、高めのスライダーを叩くと、打球飛距離125.5m、打球速度177キロ、角度35度とやや高く上がった2試合ぶりとなる26号ホームラン。大谷は2ストライクと追い込まれてから9本目のホームランと勝負強さを見せた。
4対5と1点リードされた4回、2死一、三塁のチャンスで迎えた第3打席、ジャイアンツのハワードと再び対戦。この場面でハワードは勝負が出来ず、1球目はストライクを奪ったがその後は4球ボールで四球。2死満塁とチャンスを広げた。続く、2番・W.スミス(29)がショートへのタイムリー内野安打で同点、3番・F.フリーマン(34)が押し出し四球とこの回、打者10人の攻撃で一挙に4点を奪って逆転した。
6対6と同点に追いつかれた6回、2死走者なしの第4打席、ジャイアンツ4人目、左腕Ta.ロジャース(33)と対戦。カウント1-1から真ん中に入ってきた93マイル(150キロ)のシンカーに反応したが途中でバットを止めてストライク。そして、4球目、ほぼ同じコース、同じ球速のシンカーを打っていったがボールの下を叩いてしまい、レフトフライに倒れた。
同点の9回、第5打席目、ジャイアンツ6人目、昨季、39セーブで最多セーブのタイトルを獲得したC.ドバル(26)と対戦。1球目、100マイル(161キロ)のカットボールに空振り、2球目は101マイル(163マイル)のカットボールをファール。2ストライクと追い込まれると、3球目は内角低めに90マイル(145キロ)のスライダー。大谷は完全にタイミングを崩され、空振り三振に打ち取られた。
無死二塁のタイブレークで迎えた延長11回、先頭打者の大谷は申告敬遠で歩かされると、サンフランシスコのファンからも大ブーイング。続く2番・スミスが左中間へ鋭い当たり、大谷は一気に1塁からホームに帰り2点タイムリーツーベースで勝ち越し。3番・フリーマンも左中間へタイムリーツーベースで追加点。この回に打線がつながりを見せて一挙7得点を奪い勝利を収めた。
大谷は4打数1安打(1本塁打)1打点1四球で打率は.321。2試合ぶりの26号、メジャー通算500打点にあと1と迫った。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。