ホッケー女子で世界ランキング10位の日本は、ことし1月の最終予選で3位に入り、6大会連続のオリンピック出場を決めました。
30日は、都内にある大井ホッケー競技場でオリンピック出場を逃した世界15位の韓国との壮行試合を行いました。
日本は、第3クオーターに先制されましたが、同じ第3クオーターにバックアップメンバーの藤林千子選手が左サイドを突破し、ボールを浮かせた技ありのゴールを決めて1対1の同点に追いつきました。
そして、最終の第4クオーターにはフォワードの鳥山麻衣選手が1度シュートをブロックされたあと体勢を崩しながらもスティックの裏面を巧みに使ってボールをゴール内に押し込み勝ち越し点を奪いました。
収容人数がおよそ2600人の観客席がほぼ埋まるなか、日本は韓国に2対1で勝ってパリオリンピックに向けてはずみをつけました。
試合後、キャプテンの永井友理選手は「日本では経験したことのないたくさんの観客に来ていただき鳥肌が立って感動した。パリオリンピックは強い覚悟を持って結果にこだわった大会にしたい。『さくらジャパン』の一番の強みであるチームワークで心を込めた試合をして、日本のホッケー界の未来を変えたい」とパリでの健闘を誓っていました。
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