■MLB ジャイアンツ 10ー4 ドジャース(日本時間1日 カリフォルニア州サンフランシスコ、オラクル・パーク)

ドジャースの大谷翔平(29)が敵地でのジャイアンツ戦で「1番・DH」で先発出場し、5打数無安打3三振で打率は.316。5試合ぶりのノーヒットに終わった。

現地では6月ラストデーとなった大谷、ジャイアンツは2日連続でオープナーとなり、先発はメジャー初の先発となったS.ビブンズ(30)。大学を卒業後、MLBのドラフトに指名されずにフランスリーグ、アメリカの独立リーグを経てMLBに入団。今月17日にメジャーデビューを果たした苦労人。

1回の第1打席、カウント1-1から内角高め91マイル(146キロ)のストレートを引っ張ったが打球は上がらず、強烈な打球が一、二塁間に飛んだが、ファーストが好プレー。メジャー初先発のビブンズも素早くベースカバーに入ってファーストゴロに打ち取られた。

0対3とリードされた3回、2死二塁で第2打席、この打席、ビブンズは変化球中心の攻め、大谷は1球目、2球目とチェンジアップをファールとなかなか捉えられない。カウント2-2から内角高め95マイル(153キロ)のストレートに空振り三振。緩急をつけられ抑え込まれた。

1対9と大きくリードされた5回、2死二塁で第3打席、1球目、95マイル(153キロ)のシンカー、2球目、95マイル(153キロ)のストレートと連続空振り。そして、3球目は内角低めのスイーパーに空振り。大谷は珍しく3球全て空振りで3球三振、打ち取ったビブンズはマウンド上で大きなガッツポーズを見せた。

8回の第4打席はジャイアンツ3人目L.ループ(25)対戦。外角低めのチェンジアップで体勢を崩されてライトフライ。9回の第5打席は空振り三振、大谷は5打数無安打3三振で打率は.316。5試合ぶりのノーヒットに終わった。

チームは8勝(1敗)の先発J.パクストン(35)が4回9失点と毎回失点の大誤算、6月6日パイレーツ戦以来の2ケタ失点、6月14日レンジャーズ戦以来、5カードぶりの負け越しとなった。

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