ナショナルリーグ西部地区で首位のドジャースは、相手の本拠地サンフランシスコで同じ地区で4位のジャイアンツとの3連戦の最終戦に臨みました。
1番・指名打者で先発出場した大谷選手は1回の第1打席でインコース高めの速球を引っ張りましたが、ファーストゴロでした。
3点を追う3回は2アウト二塁の場面で第2打席が回り、ここはインコース高めの150キロを超える速球に空振り三振となりました。
1対9と大きくリードされた5回の第3打席も2アウト二塁の得点のチャンスでしたが、インコース低めの変化球に空振り三振に倒れました。
このあと8回の第4打席はライトフライでした。
さらに6点を追う9回、2アウト二塁の場面で第5打席が回ってきましたが、ここも変化球にタイミングを外されて空振り三振で最後のバッターとなりました。
試合はドジャースが4対10で敗れて同じ地区で4位のジャイアンツとの3連戦は1勝2敗と負け越しました。
大谷選手はこの試合5打数ノーヒットで連続試合ヒットが「4」で止まり、打率は3割1分6厘に下がったものの、ナショナルリーグのトップを維持しています。
ピッチャーとしてのリハビリでは変化球も
ピッチャーとしてのリハビリを続ける大谷選手はサンフランシスコでのジャイアンツとの試合の前に2日ぶりにキャッチボールを行いました。
球団スタッフを相手におよそ70球を投げ、27メートルほどの距離から助走をつけて強く腕を振るボールもあったほか、この日は変化球も数球投げました。
ことし3月にキャッチボールを再開した大谷選手は5月にはツーシームを投げ始めるなど、ストレート以外の球種も増やしていて、来シーズンのピッチャーとしての復帰を見据えて着実に歩みを進めています。
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