パリ五輪に臨むバレーボール女子日本代表の内定選手が1日に発表され、選出された主将・古賀紗理那(28)が取材に応じた。

ネーションズリーグで代表として戦った14人から黒後愛(26)と渡邊彩(33)が落選。「最終的に12人が選考されて、今シーズンずっとみんなで戦ってきて最後絞られたんですけど、そこでしっかり選考されたメンバーがいろんな気持ちを背負って戦うっていうのを今回の合宿からやっていきたいなと思ってます」と率直な思いを話した。

13人目の交替選手にはリベロの山岸あかね(33)が選出された。古賀は山岸とこれまで同部屋になることが多かったといい、「試合を外から見て客観的に『こうだったと思うよ』とか、『こういうふうにした方がもっと良さそう』とかそういう話を一緒の部屋のときずっとしてました」と明かした。「私たちが遅い試合のときは私が昼寝してる間に、1人でトレーニングに行ったりとか。絶対悔しいはずなのに、そういうのを見せずに、本当にチームを支えてくれている。私には本当に大切な存在なので、またこれからもキラさん(山岸)と一緒に戦っていきたい」と山岸への特別な思いを話した。

パリ五輪では世界ランク4位のポーランド(7月28日)、同2位のブラジル(8月1日)、同20位のケニア(8月3日)と同組のプールBに入った日本(同7位)。「本当にどこも強いチームばっかりなので、対戦相手に合わせた戦術というか。例えば攻撃のパターンをこういうブロックシステムだから、こういうふうなオフェンスしていこうとか、そういうのをしっかり選手とスタッフで話し合いながら」と“チームジャパン”で戦い抜くことを誓った。

パリ五輪では「メダル獲得」を目標に掲げた眞鍋ジャパン。古賀は「本当に絶対大変なことですしそんなに簡単なことではないですけど、自分たちの目標を口に出して言うって、すごい大切なことだと思うので。恥ずかしいことでもないですし、思い切ってプレーできるようにまず1か月しっかり準備して戦っていきたい」。2012年ロンドン五輪(銅メダル)以来となるメダル獲得へ意気込んだ。

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