ポルトガルのチームでプレーしていた三浦選手は期限付きで移籍したJFLのアトレチコ鈴鹿に2日から合流しました。

三浦選手は、アトレチコ鈴鹿が鈴鹿ポイントゲッターズというチーム名だったおととしの1シーズン在籍したことがあり、津市の陸上競技場で行われた練習では一緒にプレーしたことがある若い選手などと同じメニューで汗を流しました。

このうち試合形式の練習では、長年付けていた背番号「11」のビブスを着てフォワードのポジションに入り、惜しいシュートを打っていました。

練習会場にはおよそ50人のサポーターが集まり、トレーニングを終えた三浦選手はさっそくサインなどファンサービスをしていました。

鈴鹿市の男性は「復帰が待ち遠しかったです。1分でも長く試合に出てゴールをあげ、カズダンスをするところを見たいです」と話していました。

三浦選手がJFLの公式戦に出場できるのは最短で今月14日にチームの本拠地がある鈴鹿市での試合からとなります。

カズ「次のゴール 次の勝利を目指し全力で」

練習終了後に取材対応をした三浦知良選手は「初日としてはいい入りができてコンディションはまずまずだと思う。若い選手が多いが、なんとかそれについていきたいし自分自身もガツガツ、ベテランらしくないプレーをしたい。いい準備をしてみんなで成長したい」と意欲を見せました。

また、およそ1年半ぶりに鈴鹿でプレーすることについて「行くさきざきで『お帰りなさい』と言われるので、帰ってきたなと感じがする。チャレンジの気持ちがすごく大事で次のゴール、次の勝利を目指して全力でやっていきたいしその姿をグラウンドで表現したい」と話していました。

またJリーグのチームで三浦選手とプレーした経験があり今回の期限付き移籍と同じタイミングで就任した朴康造監督は報道陣から三浦選手が最短で出場できる今月14日の試合に起用する可能性を聞かれると「そう受けとって大丈夫」と答えた上で「ゴールにいちばん近いポジションで使いたい」と話していました。

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