パリオリンピックの代表に内定しているレスリング男子グレコローマンスタイルの選手たちは群馬県草津町で行われている合宿に参加しています。

3日は練習の様子が公開され、東京大会の60キロ級で銀メダルを獲得した文田選手は実戦形式の練習で得意のそり投げを決めたり、寝技から巧みな動きでポイントを奪ったりして順調な調整ぶりを見せました。

合宿には女子の代表に内定している57キロ級の櫻井つぐみ選手と62キロ級の元木咲良選手も参加していて、男子選手を相手に練習を行いました。

櫻井選手は文田選手ともスパーリングを行い、スピードを生かしたレスリングを見せるなど精力的に汗を流していました。

文田選手は「ここでしっかり追い込めばいい状態でパリ大会を迎えられると思う。東京大会での悔しさから自分のレスリングを突き詰めてきたので金メダルを獲得してこの3年間が正しかったと証明できるよう頑張りたい」と意気込みを話しました。

また、櫻井選手は「海外の選手との試合を想定した練習ができている。今までの練習を信じてパリでは必ず金メダル獲得したい」と意気込んでいました。

パリオリンピックは今月26日に開幕し、レスリングは来月5日に競技が始まります。

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