スケートボードのパリオリンピックの代表は、およそ2年間の選考レースを経て、「ストリート」と「パーク」の2種目で男女合わせて10人が内定しました。

4日は都内で記者会見が開かれ、オンラインで参加した堀米選手は、逆転で代表内定をつかんだ選考レースを振り返り、「最後まで諦めず自分を信じてきた。なんとか乗り越えて光が少しずつ見えてきている」と話していました。

そのうえで、連覇がかかるパリ大会に向けては「ここからが本番なので、全力を出し切って悔いのないように滑りきりたい」と意気込みを語りました。

また、東京大会の女子パークで金メダルを獲得した四十住さくら選手は「1年前にけがをして、それを乗り越えての出場権獲得なので、とてもうれしい。オリンピックの大舞台をどれだけ楽しめるかがカギになると思う」と目標を示しました。

東京大会の女子ストリートの銅メダリスト、中山楓奈選手は「自分のやりたい技を出して悔いのないように滑りきりたい。技の数を増やし、成功率を上げられるよう頑張っていきたい」と話していました。

スケートボードの日本代表は、▽ストリートの選手が7月19日、▽パークの選手が7月29日に日本を出国し、それぞれフランス国内で合宿を行って、本番へ向けた調整を進めることにしています。

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