パリ大会に臨む日本選手団は5日までに393人の選手が代表となり、今後、バスケットボール男子が追加され総勢400人余りとなる見込みで、海外で行われる大会では2008年の北京大会を上回って史上最多となります。

5日、都内で秋篠宮ご夫妻の出席のもと行われた結団式には、開会式で旗手を務めるフェンシングの江村選手とブレイキンのダンサーネーム、「Shigekix」の半井選手、それに東京大会に続き複数の金メダル獲得をねらう柔道やレスリングなどの選手が出席しました。

式ではJOC=日本オリンピック委員会の三屋裕子副会長から尾縣貢団長に団旗が授与され、このあと団長から江村選手に手渡されました。

そして、秋篠宮さまが「一人一人がスポーツを通して世界から集う人々との交流を深められ、国際親善に努められることを願っております」と激励のおことばを述べられました。

最後に旗手の2人があいさつし、大会に向けた日本選手団のコンセプトを踏まえ、江村選手は「“一歩、踏み出す勇気を。”このコンセプトに基づき、選手団一同、新たな挑戦に向かって全力を尽くして参ります」と決意を述べました。

また、半井選手は「応援を一歩、踏み出す勇気に変え、感謝の気持ちを込めて最高のパフォーマンスを発揮することを誓います」と堂々と話しました。

パリオリンピックは今月26日に開幕し、17日間の日程で行われます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。