■MLB ドジャース 3ー9 ダイヤモンドバックス(日本時間5日 カリフォルニア州ドジャー・スタジアム)

ドジャースの大谷翔平(29)が本拠地でのダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」で先発出場し、この日は3打数ノーヒットで打率は.319から.316に下がり、首位打者の座をパドレスのJ.プロファーに明け渡した。

初回には今季17個目の盗塁を決めてメジャー通算103盗塁をマークし、松井稼頭央を抜いて日本人歴代単独2位(1位はイチロー)に浮上。メジャーでは日本人初のトリプルスリー(3割、30本、30盗塁)達成も視野に。

前日12失点で大敗のドジャースは、4点ビハインドから1点差に追いつくが後半の打線が沈黙。投手陣も9失点と精彩を欠き、2戦で計21失点の2連敗。

試合はドジャース先発のL.ナック(26)が立ち上がりに2本のソロ本塁打を許すと、3回には前日2ホーマーの4番C.ウォーカーに2打席連続の22号2ランを浴び、0-4とリードされる。

この日も序盤から追う展開のドジャース打線。日本時間7月5日は大谷の誕生日で、現地では“20代最後の日”となった大谷。第1打席はダイヤモンドバックス先発の右腕Z.ギャレン(28)に対し、ナックルカーブにバットが空を切るなど追い込まれたが、フルカウントから四球で出塁。続くT.ヘルナンデス(31)がヒットを放つと、2アウトから大谷が三盗を決めチャンスを広げたがJ.ヘイワード(34)が遊ゴロで得点ならず。

3回の第2打席は先頭で迎え、2球見送って0-2で追い込まれると、最後は4球目のナックルカーブに空振り三振。4回はドジャース打線が1死満塁から3得点で1点差に迫り、チャンスで大谷の第3打席を迎えたが追い込まれてから4球目のストレートを見逃し、三振に倒れた。

2点を追う7回(第4打席)は先頭で打席に立ち、2番手のJ.マルティネスに対し、フルカウントから6球目のスライダーに空振り三振。ドジャースは6回から3者凡退の沈黙が続き、9回の打線も7番C.テーラー(33)から3人で抑えられ大谷の打席に回ってこず。6回以降一人の走者も出せずゲームセット。

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