■SoftBank CUP 2024 バスケットボール男子日本代表国際強化試合 日本ー韓国(5日、江東区・有明アリーナ)

国内最後の強化試合となった男子日本代表(世界ランキング26位)が同50位の韓国代表に84ー85で敗れた。NBAロサンゼルスレイカーズ所属の八村塁(26)、今季グリズリーズなどでプレーした渡邊雄太(29)はロースターの12人から外れた。

スタメンは河村勇輝(23)、比江島慎(33)、馬場雄大(28)、ジョシュ・ホーキンソン(29)、渡邉飛勇(25)の5人が名を連ねた。

第1Q、日本は比江島が2本連続で成功させると、河村もレイアップで得点を重ね8‐0とリードを奪う。第1Qの残り5分を過ぎるとコート上の5人全員をチェンジ。代表入りへそれぞれがプレーでアピールする。パリ五輪出場を逃した韓国に一時、リードを許すも15‐13で2点リードで第2Qへ。

第2Qは日本21‐15から韓国に連続得点を許し、21‐27と一気に逆転される。流れを掴めず韓国ペースで試合が進み、このクォーターだけで33得点を奪われ35‐46で前半を終えた。トム・ホーバス監督は厳しい表情を見せる。

第3Q序盤で韓国に連続ゴールを許し、37-53とした日本。この日、最大の18点をリードされると初めてタイムアウト。しかし、韓国の3ポイントシュートが50パーセント以上の高確率で決まり52⁻72で最終第4Qを迎える。

この試合、ロースターから外れた渡邊が選手に声をかけるなど、バックアップ。第4Q立ち上がりで馬場、ホーキンソンが連続ゴールで追いかける。日本は激しいディフェンス、さらに河村、比江島、ジェイコブス晶(20)の3ポイントシュートで一時20点差を広げられたが1点差に詰め寄る。残り36秒で82-82とすると、河村のフリースローでついに逆転し84‐82としたが、韓国のフリースローで再び逆転を許し84‐85で敗れた。

ロースターから外れた八村選手、渡邊選手


この日、八村は12人のメンバーからは外れたが、試合直前にシュート練習を行い、ダンクシュートを見せると会場のファンをわかせた。

男子日本代表は7日に国内最後の強化試合を韓国と行う。

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