17歳の高校生、成田選手は、去年の世界選手権で初出場で決勝まで進むなど競泳女子の期待の若手で、ことし3月に行われたパリオリンピックの代表選考の大会では、得意の400メートル個人メドレーで優勝して初めてオリンピックへの切符をつかみました。
7日は、練習拠点としている地元・葛飾区のスポーツクラブで壮行会が行われ、クラブの会員などおよそ200人を前に、25メートルのプールでバタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、それに自由形を順番に披露しました。
このあと、参加者から花束や寄せ書きを受け取った成田選手は「オリンピックでは決勝に進出してメダル争いができるように頑張りたい。自分の泳ぎをして、世界のトップ選手と熱いレースをしたい」と決意を語りました。
そして、「『応援が力になる』ということばを今はすごく実感していて、気が引き締まる思いだ。7月に入りドキドキもワクワクもあるが、いよいよだなという気持ちがいちばん大きい。早くオリンピックのプールで泳ぎたい、大歓声の中で泳ぎたい、という気持ちがすごくある」と今の心境を語りました。
パリオリンピックは今月26日に開幕し、成田選手が出場する女子の400メートル個人メドレーは29日に行われます。
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