■MLB ドジャース 2ー9 ブルワーズ(日本時間8日 カリフォルニア州ドジャー・スタジアム)

ドジャースの大谷翔平(30)が本拠地でのブルワーズ戦に「1番・DH」で先発出場し、5打数1安打2盗塁で打率.314。2年連続20盗塁を達成した。

ブルワーズの先発は左腕のD.カイケル(36)。大谷はメジャー1年目の2018年には3打数3三振、通算でも10打数1安打、打率は.100、本塁打はなし、5三振と相性は悪い。

2022年以来の対戦となった1回の第1打席、フルカウントから外角高めのシンカーを引っ掛けてしまいセカンドゴロ。ベテランの投球術にはまってしまった。

ドジャースはメジャー初登板初先発のJ.ウロブレスキ(23)、ナ・リーグ中地区首位のブルワーズ打線に3回まで打たれたヒットは1本、3奪三振の好投。

ルーキーの好投に3回、大谷の第2打席、フルカウントまでしっかりボールを見極めると、第1打席で打ち取られた外角高めのシンカーを逆らわずにセンター前へ。この試合、チーム初ヒットをマークした。

すると2番・W.スミス(29)の時に盗塁、余裕での成功となったがキャッチャーが送球する際にスミスが邪魔をしたと判定され、守備妨害。大谷は1塁に戻され、スミスはアウトとなった。しかし、3番・F.フリーマン(34)の打席で、再び完璧なスタートで2試合連続となる今季19個目の盗塁に成功。ブルワーズのショート・W.アダメス(28)も大谷に向かって「もう、ここにいてくれ」と笑顔でジャスチャーした。

大谷の勢いは止まらず、4番・T.ヘルナンデス(31)の時には今季20個目となる3塁への盗塁、フリーマンとダブルスチールを成功させた。大谷は2年連続20盗塁をマークした。

0対2と2点リードされた4回、2死一、二塁で迎えた第3打席、2球で2ストライクと追い込まれたが、そこから際どいボールを見極め、タイミングを外すチェンジアップもファールで粘った。そして、8球目、外角高めのシンカーを引っ掛けてしまいセカンドゴロに倒れた。

2対4と2点差に迫った6回の第4打席、ブルワーズ2人目J.ジュニス(31)と対戦。ここも2球で2ストライクと追い込まれると3球目は内角低めにシンカー。3球勝負されて見逃し三振。

9回の第5打席はブルワーズの抑え、4人目T.メギル(30)と対戦。ストレートで追い込まれると最後はナックルカーブで空振り三振。大谷は5打数1安打2盗塁で打率.314。2年連続20盗塁を達成した。

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