全国高校野球選手権熊本大会で、子ども始球式が7日、始まった。週末の試合や決勝など計10試合で小学生が登板する。
県営八代では、あさぎり町立岡原小学校の4年生、大岩鼓拍(こはく)さん(9)が投球した。人吉高校で外野手をしている兄の侑新(ゆうしん)さん(3年)に教わった通り、腕を頭の高さにあげて力いっぱい投げ込んだボールは、ワンバウンドで捕手のミットにおさまった。「緊張しなかったけど、もっとうまく投げられるようになりたい」と、はにかんだ。
リブワーク藤崎台では、熊本市立託麻南小学校4年の坂本陽太郎さん(9)が登板した。父が熊本学園大学付属高校の野球部の監督で、高校野球が大好き。普段は捕手などを務めるが、この日はマウンドから思い切り腕を振った。「緊張していたけど、投げてみたら楽しかった」と表情をほころばせた。(吉田啓、杉浦奈実)
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