バレーボール女子日本代表の主将、古賀紗理那が10日、パリ・オリンピック(五輪)への出国前に羽田空港で取材に応じた。古賀は9日に自身のインスタグラムでパリ五輪限りでの現役引退を表明。「発表して、パリ五輪に集中したいのが一番」と公表の理由を語った。

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 このタイミングでの引退は2021年の東京五輪後に決めていたという。当初は東京五輪での引退も頭にあったが、「予選で敗退して悔しい思いをした。納得できなかったから、パリで結果を残して終わりたかった」。夫で男子日本代表の西田有志とは2~3年前から話し合っていたといい、「基本的に私の意見を尊重してくれる。主将になってから大変なこともあったけど、たくさん支えられた」。

 引退会見はパリ五輪後の8月に開く予定だ。会見までは引退への思いを明かさない考えもあったという。出国前に話したのは「今まで取材してくださった方々に、五輪の前にこういう時間を設けてしゃべることが大切だと思った」からと理由を説明した。

 集大成の五輪へ「目標は絶対にメダルをとること。それを自信をもって、胸を張って言いたい」と抱負を述べた。

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