パリオリンピック™に挑む卓球日本代表6選手、そしてパリパラリンピックに挑むパラ卓球日本代表9選手が12日、合同で記者会見を行った。
パリ五輪代表選考レースではランキング1位を独走し、一度もトップを譲ることなく日本代表に内定した早田ひな(24、日本生命)は「憧れだったオリンピック、夢だったオリンピックに出場することができてうれしい」と話した。東京五輪では補欠だったが、パリではエースとして、シングルス、団体、混合の3種目に出場する。「自分自身が素晴らしいプレーができると、応援を味方につけられると思うので、フランスの方々を味方につけられるように頑張りたい」と意気込んだ。4歳で卓球を始めてから20年。その間多くの人に支えてもらったという早田。「しっかり恩返しができるように頑張りたいし、最後まで後悔なく頑張り切りたい」と決意を述べた。
オリンピック初出場となる16歳の張本美和(木下グループ)は「今は緊張よりも楽しみの方が大きくて、しっかり準備してパリで楽しみたい」と笑顔を見せた。日本卓球史上初となる、兄・智和(21、智和企画)との“兄妹同時出場”について「お兄ちゃんが試合する時には、おにぎりを作ってサポートしたりとか応援もして、一緒にメダルを取れたらいい」と、共闘を誓った。
「妹の試合は、観客として応援する立場なので、すごくドキドキしてます」と、兄としての思いを語った張本。東京に続いて2度目のオリンピックは、シングルス、団体、混合の3種目に出場する。「全部の種目でメダルを取れるように頑張ってきます」と力を込めた。
選手たちは18日に決戦の地・フランスに出発し、27日から男女シングルスの予選及び混合ダブルス1回戦が始まる。
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