第106回全国高校野球選手権大会が各地で開催されています。試合後、各球場をあとにしたチームのミーティングから、監督や選手らの言葉を紹介します。今回は東東京大会に出場したかえつ有明です。中高一貫校のかえつ有明野球部は大会後、廃部になることが決まっています。

(12日、第106回全国高校野球選手権東東京大会2回戦、城東16―1かえつ有明=五回コールド)

横山喬一監督(28)

 こういう試合でしたけど、みんなよく頑張れたかな。監督というよりも、ずっと、練習試合も一緒にプレーしていて、私も選手として出ていたので、みんながかっこよく見えました。だからこそ、今日、どうしても勝たせてあげたかった。力及ばず。これで部活動はなくなってしまうんですけど、この子たちは本当にかっこいいと思う。これから先も頑張ってもらいたいです。

二ノ丸広大主将(3年)

 最後にたくさんの人に見守られて試合ができて、幸せです。

倉橋輝(3年)

 今まで応援されたいと思って6年間やってきて、最後の試合で、色々な人が応援に来てくれて、感動したし、プレーでもちょっと見せられたかなって。(中高)6年間野球をやって、もう野球はしないと思うけど、人生で一番いい思い出になりました。

鳥海陸人(3年)

 小学校2年生から野球をやってきたけど、今までで一番最高の試合で、本当にこのメンバーで野球ができて楽しかったし、みんなの応援があったからこそ、頑張ろうと思えた。(野田枝里子)

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