■プロ野球 巨人 6-1 DeNA(13日・東京ドーム)
DeNAは巨人に敗戦を喫し2連敗となった。試合は2点を追いかける4回表、3番・オースティン(32)に第12ソロ本塁打が飛び出し2ー1に。しかし6回裏、2番手・松本凌人(22)が打ち込まれ6ー1と差を広げられた。打線は反撃及ばず、プロ初登板初先発の吉野光樹(25)が2番・吉川尚輝(29)に第3号ソロ本塁打を浴びるも5回2失点。
前日の試合では1点リードで迎えた8回裏、3番手でマウンドに上がった坂本裕哉(26)が丸佳浩(35)に同点弾を浴び2-2に。さらに9回裏、4番手・京山将弥(26)が6番・若林楽人(26)に決勝打を浴びサヨナラ負けを喫した。この試合の先発・吉野光樹はプロ2年目で初の一軍マウンド。昨季は怪我に苦しんだが今季はファームで12試合に登板し9試合に先発。3勝3敗、防御率2.98をマークした。
打線は1回、巨人の先発・グリフィン(28)に対し先頭の桑原将志(30)が二ゴロ、2番・梶原昂希(24)が空振り三振。3番・オースティンは四球を選び出塁も4番・牧秀悟(26)は三ゴロに倒れ無得点に。
その裏、吉野の立ち上がりは先頭の丸を中飛に。2番・吉川に四球を与えると3番・ヘルナンデス(29)の打席で盗塁を決められ1死二塁と得点圏に走者を背負った。ヘルナンデスにも四球を与え走者一、二塁として迎えた4番・岡本和真(28)にセンターへの適時打を放たれ先制を許した。さらに吉野の暴投で走者はそれぞれ進塁し二、三塁とピンチは続いた。しかし5番・大城卓三(31)から空振り三振を奪うと6番・岸田行倫(27)を見逃し三振に抑え最少失点で切り抜けた。
1点ビハインドで3回裏この回の先頭、2番・吉川にライトスタンドに飛び込む本塁打を浴び2点目を失った。
2点を追う展開となった打線は4回表、無死走者無しから3番・オースティンが初球を振り抜きレフトスタンドに飛び込む本塁打に。1点を返し2ー1となった。
吉野は5回89球を投げ抜き4安打5奪三振2失点でマウンドを降り6回裏、2番手・松本凌人(22)が登板。松本凌は先頭の3番・ヘルナンデスに左二塁打、4番・岡本に左安打を放たれ無死一、三塁。さらに5番・大城に四球を与え満塁に。6番・岸田を一邪飛、7番・若林を三直と2死を奪うも8番・門脇にライトへの走者一掃の適時二塁打を放たれ3点を失った。さらに2死二塁から9番・グリフィンにもセンターへの適時打を放たれ6ー1と突き放された。ここで松本凌はマウンドを降り3番手・ウィック(31)が1番・丸を空振り三振に抑え3アウト。
5点差で終盤に入り7回裏は4番手・佐々木千隼(30)が登板し2番・吉川から始まる打線を三者凡退に。8回裏も佐々木が2イニング目のマウンドに上がると、走者を背負いながらも無失点に抑えた。
9回表、反撃をしたい打線は巨人の3番手・平内龍太(25)の前に無得点に倒れ試合終了。敗れたDeNAは巨人に2連敗となった。
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