■大相撲名古屋場所・初日(14日、名古屋・ドルフィンズアリーナ)

名古屋場所が開幕。大関陣3人が黒星を喫し、新関脇の大の里(24、二所ノ関)も敗れるなど、初日から荒れる展開となった。

カド番・貴景勝(27、常盤山)が明生に敗れると、豊昇龍(25、立浪)は熱海富士との熱戦の末に寄り切りで黒星。続く琴櫻(26、佐渡ケ嶽)も三役復帰の小結・大栄翔に屈した。

先場所優勝の大の里は、大関経験者の御嶽海に敗れ初日黒星スタート。立ち合いから御嶽海の左からの強い攻めで得意の右を差せず、一気に土俵の外に押し出された。

横綱照ノ富士(32、伊勢ヶ濱)は結びの一番で新小結の平戸海を下し、3場所ぶりの初日白星。先場所に続く初日の横綱&大関陣“総崩れ”を阻止した。

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