三浦選手は7月、JFLのアトレチコ鈴鹿に期限付き移籍で加入し、14日から公式戦に出場できるようになりました。

そして三重県鈴鹿市で行われたヴェルスパ大分とのホームゲームでメンバーに入り、ベンチからのスタートとなりました。

三浦選手は1点を先制された直後の後半17分から出場してフォワードのポジションでプレーし、38分には味方のクロスボールに体を投げ出してゴールに飛び込んでいくなど精力的なプレーを見せました。

試合は0対1で敗れましたが、三浦選手はJFLではおととし11月以来、およそ1年8か月ぶりの出場で30分余りプレーし、自身が持つリーグの最年長出場記録を57歳139日に更新しました。

愛知県から訪れた40代の女性は「カズがプレーしている姿を一目見たいと思い来ました。ゴール後のカズダンスを見たいです」と話していました。

三浦知良「何もできず終わった 次に向けいい準備をしたい」

三浦知良選手は試合後「リズムが悪く悔しい、残念な内容だったかなと思います。個人的にもほとんど何もできずに終わってしまった」と振り返りました。

そのうえで「一喜一憂せず、次の試合に向けていい準備をしたい。きょうの試合の反省をしっかりして自分たちが成長できるよう取り組んでいきたい。ゴールを期待されていると思うので、ペナルティーエリア内に入ったら仕掛けていきたい」と話していました。

朴康造監督「次はゴールを期待したい」

また、チームの朴康造監督は起用のタイミングについて「失点をして得点を取りにいかないといけない状況だったので、点を取れる選手という意味で三浦選手を選択した。ゴールは奪えなかったが役割は果たしてくれたと思うので、次はゴールを期待したい」と話していました。

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