【UEFA EURO 2024】スペイン代表2−1イングランド代表(日本時間7月15日/オリンピアシュタディオン・ベルリン)
【映像】3人引き連れてドリブル突破→豪快ダイレクトシュートの瞬間
試合の均衡を破ったのはスペイン代表が誇る若き両翼だった。17歳のラミン・ヤマルが得意のドリブルでイングランド代表の守備網を引き裂くと、22歳のニコ・ウィリアムスが右足で捩じ込んだ。若き才能が光り輝いた瞬間に「このコンビえぐい」「可能性しかない」とファンも大盛り上がりだ。
UEFA EURO 2024の決勝は3度の優勝を誇るスペイン代表と初優勝を目指すイングランド代表が激突した。前半からスペイン代表が主導権を握りながらも、イングランド代表の集中したディフェンスを崩せず、ゴールレスで試合を折り返す。
迎えた47分、ついに試合の均衡が崩れた。右サイドでダニエル・カルバハルのパスを受けたヤマルが、ドリブルでマークにつく2選手の間をするすると抜けていく。最終的には3人を引き連れて中央へとカットインすると、そこから左サイドの広大なスペースにパスを通した。
これに反応したニコ・ウィリアムスが、ボックス左に侵入して右足でダイレクトシュートを放つ。このシュートがGKジョーダン・ピックフォードの足を抜けて、ゴールネットを揺らした。
このシーンについて特別解説の長谷部誠氏は「ベリンガムとショーのところでどっちがどうつくか、前半から曖昧だった。そこからカルバハルのワンタッチの素晴らしいパス。そして逆サイドにダイナミックに動いてくるとこういうチャンスになる」と解説。イングランド代表の隙をついた、スペイン代表の狙いが現れたゴールだったと分析している。
このゴールについて視聴者は「うそだろ」「うますぎる!」「このコンビえぐい」「綺麗に崩したな」「ガチでかっけぇ」「可能性しかない」「見事なゴールだな」と称賛の声を挙げた。
待望の先制点を奪ったニコ・ウィリアムスは、現在22歳。今大会2ゴールを挙げるなど、スペイン代表の左ウイングとして圧巻のパフォーマンスを見せた。一方のヤマルは、7月13日に17歳の誕生日を迎えたばかり。今大会は4アシストを記録してアシスト王の称号を手にすると、大会最優秀若手選手にも選出。今大会はスペイン代表の新時代を担う両翼の活躍が大きなインパクトを残した。
(ABEMA de DAZN/UEFA EURO 2024)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。