サッカーでアメリカ大陸の王者を決めるコパ・アメリカの決勝が日本時間15日、
米フロリダ州マイアミガーデンズで行われ、アルゼンチンが大会連覇を果たした。コロンビアを延長の末に1ー0で下し、単独最多となる16度目の優勝。延長後半7分にラウタロ・マルティネス(26)のゴールで均衡を破った。今大会で代表を引退するディ・マリア(36)は、延長後半12分までプレーし、最後の試合を優勝で飾った。通算5ゴールのラウタロが得点王。最優秀選手には、コロンビア代表のキャプテン、ハメス・ロドリゲス(33)が選ばれた。

前代未聞のトラブルで大幅遅延

試合前からピッチ外のトラブルでスタートした。主催者や会場の発表によると、チケットを持たない人々がスタジアムに殺到して入場を試みたという。逮捕者も出るなど混乱が起こり、試合開始が約80分遅れた。

メッシ負傷交代で涙も笑顔に

アルゼンチン代表のキャプテン、リオネル・メッシ(37)は、前半36分、突破した際に右足首を痛めてピッチに倒れ込んだ。治療を受けた後、そのままプレーを続行したが、後半18分、相手選手を追いかけた際に左太もも裏を痛めて転倒。

ピッチに横たわるメッシ

そのまま立ち上がることができず交代。ベンチへ下がると大粒の涙を流して号泣した。最多16度目の優勝が決まり歓喜の瞬間を迎えると、メッシは両手を突き上げてガッツポーズ。スタッフやチームメートと笑顔で喜びを分かち合った。

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