【パリ共同】中国の競泳23選手が東京五輪前のドーピング検査で陽性となりながら出場が許可された問題で、世界水連の対応に不正はなかったとの反ドーピング監査委員会の報告書が15日に公表された。世界水連などは、禁止薬物が混入した食事を取ったことが原因として中国側が処分を科さなかったことを容認していた。

 世界水連は信頼回復に向けて改善に着手しており、パリ五輪に出場する中国選手は今年1月から開幕までの間に8回以上の検査を受けるとしている。(共同)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。