日本体操協会は19日、東京都内で記者会見を開き、体操女子のパリ・オリンピック(五輪)日本代表でエースの宮田笙子(19)=順大=が出場を辞退すると発表した。聞き取りの結果、喫煙と飲酒が発覚したため。

 宮田は喫煙した疑惑が浮上し、モナコでの代表事前合宿から離脱していた。

 日本では20歳未満の喫煙は法律で禁じられている。また、日本協会は行動規範で「日本代表チームとしての活動の場所においては、20歳以上であっても原則的に喫煙は禁止する」と定めており、「2016年度から数年かけて段階的に全面禁止とする」としている。

 宮田は22年から国内最高峰の大会「NHK杯」を3連覇し、今月26日に開幕する五輪代表に初選出された。22年の世界選手権では種目別平均台で銅メダルを獲得している。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。