100年ぶりにパリで開催されるオリンピックの開会式まで19日で1週間です。

26日の開会式はセーヌ川で行われ、選手たちがおよそ90隻の船に乗って、6キロほどパレードしたあとエッフェル塔近くの「トロカデロ広場」で式典が行われることになっています。

開会式には、32万人あまりの観客が訪れることが見込まれていて、会場周辺ではすでにテロ警戒区域が設けられ立ち入りが制限されるなど、警備態勢も強化されています。

開会式まで1週間となった19日は、エッフェル塔の近くに設置されたカウントダウンボードが「7」と表示されていましたが、周辺の厳しい警戒態勢のため訪れる人の姿はあまりみられませんでした。

また、川沿いの観客席の設置など開会式に向けた最終準備も進められていました。

パリ市に住む男性は「100年ぶりにやってきたオリンピックの開会式は、大きなチャンスだと思う。セーヌ川で行われることも華々しくいつもとは違う開会式なので、すごく興味深い。チケットがないので、どこで見るか分からないが、友達とパリ市内のいい場所を探そうと思っている」と話していました。

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