レスリングでは男女合わせて18階級のうち、10の階級でそれぞれ1人ずつがパリオリンピックの日本代表に内定していて、残る男子の8つの階級は19日からキルギスで始まったアジア予選か、5月、トルコで行われる世界予選のいずれかで2位以内に入れば内定します。

男子フリースタイル65キロ級の清岡選手は持ち味の攻撃的なレスリングで2試合を制して準決勝に進みました。

そして、準決勝は中国の選手と対戦し、片足タックルから相手の背後を取るなどして5対0で前半を終えました。

さらに後半では素早いタックルで相手をとらえると寝技から相手を回転させてポイントを重ねて10対0としてテクニカルスペリオリティで勝ちました。

清岡選手はこれで2位以内が確定し、初めてのオリンピック代表に内定しました。

また、男子フリースタイル86キロ級の石黒選手は初戦が不戦勝となり1試合も戦わずに準決勝に進みました。

準決勝は韓国の選手と対戦し、開始早々、鋭いタックルから相手の背後を取り、そのまま寝技から相手を回転させてポイントを重ね、わずか30秒あまりで10対0のテクニカルスペリオリティで勝ちました。

石黒選手もこれで2位以内が確定し、初めてのオリンピック代表に内定です。

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