卓球のパリオリンピック™日本代表が20日(現地時間)、事前合宿地のフランス・アミアンで練習を公開。卓球競技は東京五輪に続き、男子・女子シングルス、男子・女子団体、混合ダブルスの5種目で、日本は全種目でメダルが期待される。
男子のエース張本智和(21、智和企画)はシングルス、団体戦、早田ひな(24、日本生命)との混合ダブルスの3種目に出場する。現地に入ったばかりの張本は「空港でメディアの方がたくさんいたりとか、こうやって事前合宿をしっかりやるっていうのも世界卓球だったりオリンピックしかないので、本当にもういよいよだなって」と徐々に五輪の雰囲気を感じているという。この日は軽めの練習のあと、ストレッチやマッサージを入念に行った。
組み合わせ抽選は日本時間の24日に行われるが「ミックス(ダブルス)と団体はシード的にメダルを取れる位置にあるので、その二つはしっかりと取りたい」と意気込む。
団体戦では戸上隼輔(22、井村屋グループ)、篠塚大登(20、愛知工業大)の3人で挑み、直近の五輪ではリオ五輪で銀メダル(水谷隼、丹羽孝希、吉村真晴)、東京五輪では銅メダル(水谷隼、丹羽孝希、張本智和)を獲得しており、3大会連続の表彰台を目指す。
五輪出場は2度目の張本は「やっぱり有観客は初めてなので、(過去の)動画を見てもロンドンの動画だったりを見ても本当にワクワクするような雰囲気なので、緊張して何も感じずに終わってしまったらもったいないなと。オリンピックも多くてもあと数回しか経験できないので、この舞台を味わって楽しんで、笑顔で終われるのなら、スポーツ選手として幸せなことだなと思います」と迫る大舞台を前に、気持ちが高まってきているようだ。
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