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 日本体操協会は19日、パリオリンピック女子代表で19歳の宮田笙子選手(19)が、喫煙と飲酒により代表を辞退したことを発表した。宮田選手は「数々のプレッシャーがあった」と話しているという。

■憔悴した様子で…「数々のプレッシャー」

宮田選手
「自分がチームのエースとして引っ張っていかないといけないと思うので。普段の練習から鍛えていけるようにしていくべきかなと」  去年2月、パリオリンピックへの思いをこう語っていた、体操女子のエース宮田選手。 日本体操協会 西村賢二専務理事
「本人確認のもと両者で話し合い、オリンピックへの出場辞退に至りましたことを報告させていただきます」

 2022年の世界選手権で銅メダル、今年4月の全日本選手権では初優勝を果たした。代表チームのキャプテンとして、60年ぶりとなる団体でのメダル獲得に期待がかかっていた。

西村専務理事
「この6月末から7月にかけてでありますが、喫煙行為の確認ができました。プライベートの場での一度の喫煙行為。6月末から7月初めの間の中で飲酒行為。場所はナショナルトレーニングセンターのアスリートビレッジの居室内」  15日、事前合宿地のモナコで内部からの通報で、強化本部に喫煙と飲酒の情報が寄せられたという。翌16日にコーチが宮田選手に確認したところ、事実と認めたため日本への帰国を決定した。

 帰国後、両親も同席して行われた聞き取り調査では憔悴した様子で、こう話したという。

宮田選手
「自分の競技目標に数々のプレッシャーがあり、そのような行為に及んでしまった」

 宮田選手が所属する大学で監督も務める、日本代表コーチはこう話した。

体操女子日本代表 原田睦巳コーチ
「何の申し開きでもございませんが、ただ本当に彼女がものすごいプレッシャーと、残さなければならない結果というものを、胸に抱えながら日々を過ごしていたところは、ぜひご理解いただきたいなと。許されることではないんですけれども」

(「大下容子ワイド!スクランブル」2024年7月22日放送分より)

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