パリオリンピック™開幕まで5日に迫った21日、ボクシング71キロ級日本代表の岡澤セオン(28)が仏マックス・ルージエ・スポーツセンターでの練習を公開した。約1時間の練習でシャドウ、フロアレベルでのスパーリング、サンドバッグを行い順調な調整ぶりを見せた。
ガーナ人の父と日本人の母を持つ岡澤は、昨年のアジア大会男子71キロ級で日本勢29年ぶりとなる金メダルを獲得。パリ五輪でも金メダル候補にあがっている。今日の練習後に行われたインタビューでは、「めちゃくちゃ調子がいい。今回減量がすごくうまくいっている。体重がかなり余裕があるので、たくさんご飯を食べながら、まだこの時期も減量のための練習ではなく強くなるための練習ができているので、かなり良い調子で来られている」と充実感を滲ませた。
11日に都内で行われた公開練習で、パリに持って行きたいものとして「バリカン」を挙げていた岡澤。今日改めて持ってきたか聞かれると「うわっ忘れた!オレ何してるんだろう。パリに来る家族とかに持ってきてもらおう」と忘れたことにその場で気づき焦った様子だったが、しばらくはカミソリで対応すると笑顔を見せた。
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