第106回全国高校野球選手権大会が各地で開催されています。試合後、各球場をあとにしたチームのミーティングから、監督や選手らの言葉を紹介します。今回は三重大会に出場し、1回戦で昨夏優勝のいなべ総合を破って躍進した尾鷲です。
(22日、第106回全国高校野球選手権三重大会3回戦 尾鷲1―8近大高専)
尾鷲・伊藤大希監督
3年生ありがとう。夏を迎えるまでに、やれることはやって(昨夏優勝のいなべ総合と対戦した)1回戦に臨んで、3年生中心に一つ、二つと「よもや」を起こしてくれました。本当に感謝です。ただ、(目標は)ベスト8と言っておいて、もう一つ勝たせてあげられなかったのは僕の力不足で、申し訳ない。
いなべ総合と当たる時も勝てると思っていたし、勝つために必要なことをやり切ってくれた。神戸も強いチームやったけど、最後までやり切ってくれた。近大高専が強かったのは受け入れなあかんけど、こんなに応援してもらっているのを実感できる幸せをもらった。
夏の大会に向けた時間はすごく貴重な、これ以上は一生味わうことができないくらい充実した時間だったでしょう。良いことも悪いことも含めて、ここまで来られた3年間は成長の糧になったと思う。縁あって集まったチームです。つながりを大事に持って、幸せになれるようお互いに生きていきましょう。ありがとう。(中田和宏)
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