競泳の池江璃花子(24)が23日にパリオリンピック™の本番会場“ラデファンス・アリーナ”で初めて練習を行った。

携帯で動画を撮りながらメインプールに登場した池江、チーム1番乗りで入水すると、練習を開始。スタート練習を3本、タッチを合わせる練習をするなど軽めのメニューで調整した。

池江は「会場を見たときは鳥肌が立ったというか、気持ちは盛り上がってはきてます。東京(五輪)の時には感じなかったワクワク感とか、すごく楽しみな気持ちは今日、感じることが出来たので、早くレースがしたい」と目を輝かせた。

またレースが行われるプールは、ラグビーチーム「RACING92」の本拠地でラデファンス・アリーナに仮説で建てられている。メインプールの水深は2.2mと、東京アクアティクスセンターなど国際大会が行われるプールが、近年水深3mがスタンダードなため浅い。これに池江は「若干気になるが、いつも通りのレースをするだけ。数日間で色んな感覚を確かめながら本番に向かえれば」とレースに集中する姿勢を貫いた。

本番に向けては「世界のレベルは上がっていて厳しい戦いになるが、自分のやってきたことを信じる気持ちでレースに臨みたいし、このプール自体をホームにしたい」とリオ五輪以来の個人種目へ意気込んだ。

競泳は27日に池江が出場する女子100mバタフライから始まる。

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