(24日、第106回全国高校野球選手権愛媛大会3回戦 川之江0―4新田)
愛媛大会を昨年制した川之江と2021年に優勝した新田の対決は、新田が川之江打線を2安打に抑え、二塁も踏ませず零封した。一塁側の川之江の応援席では、昨年の甲子園でベンチ入りしたメンバーらが最後まで声援を送った。
奥村大翔(ひろと)さん(19)は、昨年の愛媛大会決勝で、延長十回タイブレークでサヨナラ安打を打った。現在は日本福祉大(愛知)で野球を続けている。この日は九回の攻撃で、2死から森高明選手(2年)が、あきらめずに安打を放つ姿を見て、たくましくなって意地を見せてくれたと感じた。
試合後、奥村さんは「負けたけれど、みんな格好良かった。僕らと同じように高校野球を通じて一生の友達、仲間を得ることができたと思います」と話した。(堀江泰史)
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