今年2月に行われたプロ野球春季キャンプの県内での経済効果が、約178億円と過去最高になったことがわかりました。
りゅうぎん総合研究所によりますと、今年2月に行われたプロ野球の9球団による春季キャンプの延べ観客数は約45万7千人と過去最高を記録し、県内における経済効果も177億9300万円と過去最高となりました。
好調の要因としては去年5月の新型コロナウィルスの5類移行後始めてのキャンプだったことや、38年ぶりに日本一となった阪神タイガースの話題性、宿泊費や飲食費など1人あたりの単価の上昇が挙げられています。
りゅうぎん総合研究所は、県内観光の閑散期である2月に開催されるプロ野球春季キャンプが県経済に与える影響は大きいとしています。
今後も経済効果の更なる増加を望むには、球場施設の機能強化や交通問題の解消などが求められていて、各自治体や官民がこれまで以上に連携していく必要があるとしています。
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