後半戦に向けた広島カープ、25日は午前中、本拠地マツダスタジアムでチーム練習が行われた。撮れ立てほやほやのインタビューを 小宅世人 アナウンサーが伝える。

ペナントレース前半戦を首位・巨人と1ゲーム差の2位で折り返したカープ。好調の要因となったのは、リーグトップの防御率を誇るカープ自慢の投手陣ですが、選手たちからはこんな声も…

広島カープ 投手成績 防御率2.16 失点205 いずれもリーグ最少

九里亜蓮 投手
「前半戦最後の試合であれだけ打たれてしまって、ぼくもくやしい気持ちがあるので、そこをしっかりと巻き返せるようにやっていきたいなと思います」

島内颯太郎 投手
「1軍の試合をテレビで見ていて、中継ぎのピッチャーががんばっているのを見て、やっぱり自分もがんばらないといけないなという気持ちになったので、また気持ちを新たに、ここに立つことができているかなというふうに思います」

実績のある選手だけでなく、新戦力の活躍も後半戦のカギを握ります。

長谷部銀次 投手
「カープファンの前でチームに貢献できるピッチングをすることがずっと目標なので、前回登板でも課題はもちろんありましたし、そこをしっかり修正して成長した姿でまたマウンドに上がれたらなと思います」

新たな力がカギを握るのは野手も同じ。去年は1軍での出場がなかったキャッチャーの 石原貴規 は今シーズン、ここまで31試合に出場。打撃面でも印象的な活躍を見せてくれました。

石原貴規 選手
「個人としてはすごくいい経験になった前半戦かなと思います。目の前のワンプレー、ワンプレーをしっかり、それがまたつながると思ってがんばっていきたいなと思います」

今回のオールスターでのチームメイトの活躍に刺激を受けた選手もいます。

矢野雅哉 選手
「サク(坂倉将吾 選手)のホームランは見ました。いや、本当にすごいなっていう。ああいうところで打てる選手って本当にすごいなと思います。勝って、ここからもどんどん勢いを持ってこれるように、ぼくも本当にチームのためになんとか必死に食らいついてやっていきたいなと思います」

26日(金)からヤクルト戦に備え、選手たちは練習後、東京へ移動。6年ぶりの優勝を目指すカープの後半戦の戦いがいよいよ始まります。

  ◇  ◇  ◇

小宅世人 アナウンサー
25日も午前中から練習あったんですが、そうとうな暑さですね。ただ、その夏の中で選手たちもそれぞれ夏専用のリフレッシュ方法みたいのもあるらしくて、わたくし、後半戦復活を誓う島内投手に話を聞いたんですが、長風呂が趣味らしくて、次の日が早い試合じゃないときは必ず長風呂するんですって。夏って風呂にしっかり入ると上がったときに汗をかいちゃうじゃないですか。そんなときは部屋をキンキンに冷やしてから、お風呂に入って上がった瞬間にもふわーって涼しさを味わう、そんな夏のリフレッシュ方法を教えてくれました。

青山高治 キャスター
最優秀中継ぎ投手(去年)が、われわれと同じような楽しみを…。

小宅世人 アナウンサー
親近感がわきますね。ということで後半戦、島内投手にも注目です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。