名古屋場所の三賞選考委員会は千秋楽の28日、名古屋市の愛知県体育館で開かれました。

新関脇の大の里は初日から10連勝し優勝争いで星の差2つで単独トップを走っていた横綱 照ノ富士と11日目に対戦し、勝利を収めたことが評価されました。

大の里は初優勝を果たした先場所に続いて2場所連続で殊勲賞を受賞し、昭和22年11月に三賞の制度が制定されてから初めて新入幕したことしの初場所から4場所連続の三賞受賞となりました。

また、8日目から14日目まで7連勝し、ここまで11勝を挙げて優勝争いに加わっている隆の勝が敢闘賞を受賞しました。

隆の勝は力強い押しを生かして前に出る相撲で白星を重ね、14日目の27日、照ノ富士から金星を挙げて千秋楽まで優勝争いをもつれさせたことが評価されました。

隆の勝はおととしの夏場所以来の三賞受賞で、敢闘賞を受賞するのは3回目です。

また、逆転優勝を果たせば2回目の殊勲賞を受賞することになっています。

技能賞には新小結の平戸海が選ばれ「正攻法の相撲が技能に値する」と評価され、初めての三賞受賞となりました。

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