(28日、第106回全国高校野球選手権西東京大会決勝 日大三9―10早稲田実)
日大三・三木有造監督の試合後の談話
選手はよく頑張ってくれたと思う。頑張って、あそこまで追い詰めたというか。接戦を繰り広げてくれた。先に4点取られても同点に追いついて。今までの試合ではなかったような展開できていた。勝たせてあげられないのは本当に申し訳ないと思う。
早実は例年、しつこくてしぶとい。良いバッターで、簡単にアウトを取らせてくれない。ピッチャーもしっかりした球を放ってくる。毎年そういう勢いがある。その勢いを止めるじゃないけど、そうならないように思っていたんだけどね。
選手はまだまだこれから先もあるんだから終わらないぞと、ずっと声をかけていた。このままで終わっちゃダメだぞと、このまま行ったら終わっちゃうぞと。絶対最後まで諦めちゃダメだぞ、何が起こるか分からないからというのは常日頃から言ってきた。
3連覇への意識は全然なかった。自分も言わないし、あなたたちの代は高3の夏は1度しかないから、チャンスをものにするんだぞと。3連覇を目指してとか、それが重荷になったとかプレッシャーになったとか全くない。
去年から出ている子が2人しかいなかったが、能力が高い子が結構いた。それが結果につながらなかった部分がある。勝って、能力を最大限に生かしてあげられないといけないですよね。
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