卓球女子シングルス1回戦 平野美宇がストレート勝ち パリ五輪

パリオリンピックは29日、パリ市内の「パリ南アリーナ」で卓球女子シングルスの1回戦が行われ、世界ランキング13位の平野選手は世界62位で、イタリアのピッコリン・ジョルジャ選手と対戦しました。

オリンピックの個人戦が初めてとなる平野選手は第1ゲームでゲームポイントを握ったあと相手の鋭いバックハンドで追い上げられましたが、コースや回転の速さを変えるなど巧みなショットで振り切ってこのゲームを11対9で奪いました。

そして、第2ゲーム以降は得意の「超高速」と呼ばれる速いテンポの攻撃や力強いショットで得点を重ね、ゲームカウント4対0でストレート勝ちしました。

卓球の女子シングルスで1回戦に勝利した平野美宇選手は「いい出だしになった。苦しい練習を乗り越えてやっとつかんだ舞台は楽しかった。2回戦以降も気持ちと体調をしっかり管理して挑戦者として戦いたい」と話しました。