■パリオリンピック™ サッカー男子 予選リーグ 日本 1ー0 イスラエル(日本時間31日、フランス・ナント)

サッカー日本代表は予選リーグ最終戦でイスラエルと対戦し、GK小久保玲央ブライアン(23)の好セーブ、細谷のゴールで1-0で勝利。日本は通算3勝0敗、D組1位で準々決勝進出を決めた。

日本のスタメンはGKに小久保玲央ブライアン(23)、DFに西尾隆矢(23)、鈴木海音(21)、木村誠二(22)、内野 貴史(23)の4人。MFに山本理仁(22)、川﨑颯太(22荒木遼太郎(22)、FWには山田楓喜(23)、藤尾翔太(23)、佐藤恵允(23)の3人。決勝トーナメント進出が決まっている日本はマリ戦から6人を入れ替えた。

気温31℃と暑さの厳しい中でのキックオフとなった。前半6分、イスラエルの速いカウンターでゴール前にスルーパスを出されたがキーパー小久保がスーパーセーブを見せた。前半9分にもイスラエルの波状攻撃を受けたが、ここでも小久保がしっかりゴールマウスを守った。

直後、日本もゴール前で山本がボールも持って、藤尾にスルーパスを送るがタイミングが合わず。前半17分には日本のコーナーキックからイスラエルにボールを拾われると、高速カウンター、敵陣からわずかパス2本で日本ゴール前に、シュートを打たれたがゴール左にそれた。日本はセカンドボールが拾えず、受け身の時間が続いた。

前半29分には山田のコーナーキックに木村がフリーで飛び込んだが、ヘディングシュートはヒットしなかった。33分には左サイドで佐藤が持つと内野に繋いでゴール前へセンタリング、これに川崎が合わせたがゴールの枠を捉えることが出来なかった。前半アディショナルタイムに山田のコーナーキックにまたも木村がヘディングで合わせたがキーパーにキャッチされた。

前半はイスラエルの猛攻に耐えて、リズムをつかみかけていた日本ですがゴールを奪えずスコアレスで折り返した。

後半5分、イスラエルがゴール正面でチャンスを作るがここもキーパー小久保は好セーブでイスラエルにゴールを許さなかった。11分にはイスラエルに細かいパスを繋がれ日本のディフェンス陣が翻弄されたが、シュートはゴール右に外れた。

後半19分、藤尾の落としから途中出場の三戸舜介(21)がミドルシュートを放つがキーパーに弾かれてしまう。後半35分にはイスラエルに抜け出され決定的なチャンスを作られたが、小久保が右手一本で弾いてセーブ。

後半アディショナルタイム、途中出場の細谷真大(22)が今大会初ゴールを決めて1-0。苦しんだ日本がようやく得点を挙げた。エースのゴールで日本は3連勝、予選リーグ無失点でD組首位突破を決めた。

大岩ジャパンは、8大会連続12回目となる五輪切符を獲得。1968年メキシコ大会以来56年ぶりのメダル獲得を目指す。パリ五輪で日本はグループDに入り、25日にパラグアイを5-0で下し、28日にマリに1-0で勝利、31日にイスラエルにも1-0で勝利、予選リーグ3連勝でD組1位、8月2日の準々決勝進出ではC組2位のスペインと対戦する。

【試合日程】※日本時間
■予選リーグ
7月25日 日本 5-0 パラグアイ(フランス・ボルドー)
7月28日 日本 1-0 マリ(フランス・ボルドー)
7月31日 日本 1-0 イスラエル(フランス・ナント)

■ノックアウトステージ
8月2日 準々決勝 vsスペイン
8月6日 準決勝
8月9日 3位決定戦
8月10日 決勝

【五輪成績】
1996年アトランタ グループリーグ敗退
2000年シドニー  ベスト8
2004年アテネ   グループリーグ敗退
2008年北京    グループリーグ敗退
2012年ロンドン  4位
2016年リオ    グループリーグ敗退
2021年東京    4位

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