ナショナルリーグ西部地区で首位のドジャースは6.5ゲーム差で同地区の2位につけているパドレスと対戦しました。
同地区のライバルの対決を観戦しようと、パドレスの本拠地ペトコパークには球場史上最多の動員数となる4万7559人のファンが訪れました。
大谷選手は1番・指名打者で先発出場し1回、試合開始直後の第1打席でフォアボールを選んだあと二塁へ4試合連続の盗塁を成功させて、今シーズンの盗塁の数を「28」に伸ばしました。
このあと三塁まで進んだ大谷選手は後続のバッターの犠牲フライで先制点のホームを踏むなど、ドジャースはこの回、一挙5点を奪いました。
第2打席は、2回にまわり1アウトランナーなしの場面でセンターフライ、5対3で迎えた5回は先頭バッターで第3打席に入り、パドレスの2人目で登板した松井裕樹投手と対戦しました。
大谷選手は低めのボールで追い込まれたあと4球目、アウトコース低めのスライダーを空振りし三振しました。
2点リードの7回はノーアウト一塁で第4打席に立ち、相手4人目で登板した左ピッチャーの変化球を打ち鋭い打球を飛ばしましたがライトライナーに倒れ、9回の第5打席は見逃しの三振となりました。
大谷選手は4打数ノーヒットフォアボールが1つで打率が3割1分1厘に下がりましたが、ナショナルリーグのトップは維持しています。
試合はドジャースが9回、2本のソロホームランを打たれて5対5の同点に追いつかれたあと延長10回、1アウト満塁からタイムリーヒットを打たれて5対6でサヨナラ負けしました。
一方、大谷選手から三振を奪ったパドレスの松井投手は1イニングを投げ、ヒットなしの無失点と好投し勝ち負けはつきませんでした。
日本代表の井端監督の姿も
サンディエゴで行われたパドレスとドジャースの試合には野球の日本代表の井端弘和監督が訪れました。
試合前にはグラウンドで練習を見学したほか、パドレスの球団関係者と会話する場面もありました。
今後の国際大会や、2026年のWBC=ワールド・ベースボール・クラシックに向けた視察と見られ、去年のWBCで日本の優勝に貢献したパドレスの松井裕樹投手とは笑顔でことばを交わしていました。
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