1

【MLB】パドレス 6−5 ドジャース(7月30日・日本時間31日/サンディエゴ)     

【映像】大谷、猛抗議!見逃し三振に「ノーノーノー」

 ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場。パドレスを相手に、4打数ノーヒット、1得点、1盗塁となった。チームは初回に挙げた5点のリードを守りきれず9回に追いつかれ、延長戦でサヨナラ負けを喫した。

 ドジャースは現在、後半戦の10試合を5連勝を含む7勝3敗と上々の成績を収めているなか、大谷がパドレスとの一戦を迎えた。MLB屈指のナックルボーラー、ウォルドロンと対戦すると、第1打席はボールを見極めて四球となった。

 直後、大谷は今季28個目となる盗塁を敢行。その際、捕手の送球が左肘付近を直撃するアクシデントがあったものの、その後のプレーに支障はなく、味方の犠牲フライでチームの先制点のホームを踏んだ。

 2回の第2打席は、ナックルの洗礼を浴びた。初球、75.7マイル(121.8キロ)のボールは大谷の構える内角に食い込んでくると、思わずのけぞってよけるほど。落差は実に48インチ(121.9センチ)という圧巻のナックルだった。

 続く2球目はスイーパーを見逃してカウント2−0からの3球目、86.6マイル(139.3キロ)のカットボールを打ち上げ、センターフライに打ち取られた。

 5回の第3打席は、松井裕樹との日本人対決に。スライダー、スライダー、ストレートと、松井の変化球を織り交ぜた投球に苦戦し、1−2からの4球目、外に逃げるスライダーに空振り三振。この対決は松井に軍配が上がった。

 7回の第4打席は、カウント2−2からの5球目を完璧に捉えたものの、ライト正面のライナーで凡退。さらに9回の第5打席は、3−2のフルカウントで83.3マイル(134キロ)の低めのスプリットを見極めて四球を確信したが、審判のコールは「ストライク」に。大谷は思わず「ノーノーノー」と抗議するも判定は見逃し三振となった。

 チームは初回に一挙5得点と試合を主導。しかし、追加点をあげられないまま、2回に1点、3回に2点を返され、9回に2本のホームランを浴びてまさかの同点に。その後、延長戦の末、10回裏にサヨナラ負けを喫した。ドジャースは、27日(日本時間28日)のアストロズ戦に続いて、5−0をひっくり返されて逆転負けとなるなど、攻守に課題が残る一戦となった。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

・【映像】大谷にボールが直撃した瞬間・【映像】大谷、自己最速191キロ32号弾丸アーチ・【映像】大谷、異次元の"超滞空"250号アーチ

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。