前回 銅のアルゼンチンに勝利【予選リーグ第2戦】

川合会長は、3年前の東京大会 銅メダルのアルゼンチンに勝利した予選リーグ第2戦について西田有志選手(左から2人目)の活躍をたたえました。

河合会長
「1セット目は完全に『西田ショー』になっていた。サーブやスパイクはほとんど決まっていたと思うし、あんなにサーブポイントを取ってくれると楽な展開になる。相手に研究され対策を講じられてくるなかで、どうなるかと思ったが、スタートがよかった。高さもパワーあるチームによく勝ったと思う」

そして世界ランキング2位と男子日本代表が実力をつけてきた背景について、キャプテンの石川祐希選手や西田選手、それに高橋藍選手といった海外のリーグを経験した選手の存在をあげました。

河合会長
「相手チームに海外で対戦している選手やチームメイトもいるので、どんな選手かわからない、とんでもないすごい人とあたっているという恐怖感は彼らにはない。そういった意味では昔とは違う」
「国内の選手にも癖とかの情報を共有しながら戦っているので、ランキングを上げてきた理由に海外でやってきた選手が多いということは間違いない」

首位 アメリカ戦“サーブが決め手”【予選リーグ第3戦】

2大会連続の決勝トーナメント進出を目指し、グループ首位のアメリカと対戦する今月3日の第3戦については、次のように分析しました。

河合会長
「日本が勝つにはサーブで相手を崩し、打ちづらいようなスパイクを打たせて、レシーブしてカウンターアタック。これが勝ちパターンなので、サーブにかかってくる」

52年ぶりメダル獲得は?…“個人技でなくチームプレーに”

そして、ミュンヘン大会以来52年ぶりの男子のメダル獲得については期待を寄せました。

河合会長
「団体球技でメダルを取るのは難しいが、いい選手がそろっている今回がチャンスだ。オリンピックにありがちな『俺がきめてやる』ではなく、チーム全体で勝つようにすればメダルのチャンスはある」

一方、予選リーグの初戦で敗れ、1日にブラジルとの第2戦に臨む女子日本代表については「ブラジルは強いが、相性は悪くない相手だ。粘って粘ってフルセットで勝てればいい」と話しました。

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