■パリオリンピック™ バドミントン女子シングルス1回戦(1日、ポルト・ド・ラ・シャペル・アリーナ)
3回目の五輪となる世界ランク6位の山口茜(27、再春館製薬所)は決勝トーナメント1回戦でタイのS.ゲートーン(26、同16位)に2‐0で勝利した。
予選リーグ最終戦で厳しい戦いを強いられ、あわや敗退寸前だった山口は第1ゲーム、テンポよく得点を重ね、わずか7分で11‐3と折り返した。インターバル明けに連続得点を許したが、これまで2戦全勝と相性の良い相手に主導権を譲らず21‐6で第1ゲームを先取した。
第2ゲームは一転、序盤で競り合う展開となった。出だしで相手に2連続得点を許すも逆転した山口、しかし6‐4の場面からまさかの6連続失点で6‐10とした。先に11点目を取られたが5連続得点で再び逆転。そのまま逃げ切り21-13で勝利し、3大会連続で準々決勝進出を決めた。
準々決勝は世界ランク1位、韓国のアン・セヨン(22)と対戦。これまで通算成績13勝10敗としているが直近1年では1勝2敗と負け越している。次戦に向け、「今一番強い相手、チャレンジして必死に食らいつくだけ」と話した。
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